今年のお楽しみ袋は、7年ぶりのツアー!
クラリネットアンサンブルカンパニー響屋 コンサートツアー2013
「響屋のお楽しみ袋 Vol.11」
・第1回 2013年10月14日(祝) 14:00開場 14:30開演
旭川市啓明地区センター(旭川市南5条25丁目)
・第2回 2013年10月19日(土) 14:00開場 14:30開演
旭川市近文市民ふれあいセンター(旭川市近文町15丁目)
・第3回 2013年10月19日(土) 18:00開場 18:30開演
旭川市近文市民ふれあいセンター(旭川市近文町15丁目)
・入場料 300円(未就学児無料)
・主催 クラリネットアンサンブルカンパニー響屋
・後援 旭川市教育委員会、旭川地区吹奏楽連盟、北海道新聞旭川支社、
朝日新聞旭川支局 毎日新聞社旭川支局、読売新聞旭川支局、
あさひかわ新聞、FMりべーる、NHK旭川放送局、
旭川ケーブルテレビ (順不同)
・プログラム
1、クラリネットのための「カプリス」 (C・グランドマン)
2、トルコ行進曲 (モーツァルト/石川亮太)
3、ミュージカルショートコント「どんぐりころころ」 (西 大樹)
4、美女と野獣 (A・メンケン/石毛里佳)
5、上海スクエア (新井千悦子)
~休憩~
6、NHKで流れた曲をまとめてみました (響屋オリジナル)
7、演歌メドレー3 (響屋オリジナル)
8、スーパーマリオブラザーズ
9、素敵なあなた (S・セグンダ/磯崎敦博)
10、鳥の人~風の谷のナウシカより (久石譲/響屋オリジナル)
アンコール
・東京ブギウギ (服部良一/響屋オリジナル)
・川の流れのように (見岳章/響屋オリジナル)
今年のお楽しみ袋は、旭川市内2会場で3公演を行うツアー!
多くの方のご協力の下、今まで演奏会を聴いたことがなかった方も多くご来場いただき、入場者数の総合計はのべ238名と過去最高となりました。
会場となった2つの施設は音響も良く、充実した演奏もできました。
開催にあたりご協力いただいた、特に会場となった啓明地区センターと近文市民ふれあいセンターの職員の皆様、そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
プログラムのご紹介~♪
・クラリネットのための「カプリス」 (C・グランドマン)
何度か演奏会でも取り上げている響屋のお気に入りの1曲。軽快な曲なので、オープニングに最適です。以前は「景気づけ」として練習前には必ず毎回演奏していたこともあります。難易度は高くないのですが、解釈次第で多様な表現ができるので、アンサンブルの勉強になります。
・トルコ行進曲 (モーツァルト/石川亮太)
ピアノ曲として有名な曲のクラリネット版。非常に優れたアレンジです。速いテンポで指が良く回る曲なので、お客さんも身を乗り出してメンバーの指を凝視する様子が見られました。
・ミュージカルショートコント「どんぐりころころ」 (西 大樹)
童謡「どんぐりころころ」の変奏曲。こちらも非常に優れたアレンジの楽譜です。テンポが安定しないギクシャクした場面あり、ジャズ風の軽快な場面あり、哀愁漂う場面あり、フーガありと盛りだくさんの内容。「ミュージカルショートコント」と副題がついているので、寸劇と一緒でも楽しいかも!でも響屋は演奏だけでした・・・寸劇をやる案もあったのですが・・・
・美女と野獣 (A・メンケン/石毛里佳)
ディズニーアニメで有名な美しい曲。折しも札幌で劇団四季の同名ミュージカルも上演されているので、タイムリーでした。原曲の息の長い、しっとりとしたフレーズをクラリネットでどのように表現するか、苦労した曲です。
・上海スクエア (新井千悦子)
5年前に演奏して、メンバーのみならずお客さんからも再演を望む声が多かった曲です。前回とは演奏するメンバーも違うために、アプローチの仕方も異なり、新鮮な気持ちで取り組むことが出来ました。お客さんにも好評だった1曲。
・NHKで流れた曲をまとめてみました (響屋オリジナル)
今年多くの演奏会で取り上げられていた「あまちゃんのテーマ」 響屋も例にもれず取り上げたのですが、それだけではなくて「ピタゴラスイッチ」「ゆうがたクインテット」「ラジオ体操」も付け加えてメドレーにしました。
・演歌メドレー3 (響屋オリジナル)
今まで演歌のメドレーを2つ演奏してきましたが、ご要望の多かった最新作が完成しました!「北酒場」「酒よ」「氷雨」「雨の慕情」「越冬つばめ」「天城越え」など王道の曲を組み合わせ、パーカッションも彩を加えました。
・スーパーマリオブラザーズ
今年のネタでございます。幅広い年齢層で良く知られているゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の曲を演奏するしました!当然それだけで終わらないのが響屋。メンバー扮するマリオとピーチ姫が登場し、ピーチ姫が出すアイテムをマリオが獲得する…当然効果音もクラリネットで行います・・・パフォーマンスつき。最後はエンドロールもあり、当然のことながら、お客さんにたくさん笑っていただきました。実は、本番1週間前のチェックでは「イマイチ」という感想でした。それから改良を加えて、本番のような形になったのが前日。結果大成功!何事も最後まであきらめたらいけませんね(笑)
・素敵なあなた (S・セグンダ/磯崎敦博)
これも数年前に取り上げた曲の再演。演奏会の度にリクエストが多いジャズの名曲です。実はこの曲、リコーダーの楽譜(現在絶版)。でもクラリネットの音色にピッタリ合っていて、これからも演奏していきたい曲です。
・鳥の人~風の谷のナウシカより (久石譲/響屋オリジナル)
これも数年前に取り上げた曲の再演。前回はコントラバスクラなども加えて8重奏で演奏したのですが、今回は6重奏にアレンジを改訂しました。ドラマチックな曲想は、年を経ても人気ですね。
・東京ブギウギ (服部良一/響屋オリジナル)
今年のアンコール1曲目。これも何度も演奏している響屋の大切なレパートリー。軽快なアレンジで、ソロ回しあり、途中全く違う曲になってしまう場面もありと、隠れた響屋の人気作。
・川の流れのように (見岳章/響屋オリジナル)
響屋の演奏会は、この曲でシメです。
再演ものが多くありましたが、どの曲も演奏するたびに新たな課題や発見もあり、決して飽きることがありません。こういう曲を「レパートリー」と言うのでしょうね。これからも大切に繰り返し演奏していきたい曲ばかりです。
今年の響屋は演奏の機会が多くありましたが、その中でツアーを無事に終わらせることができたということは、響屋にとって非常に多くの収穫と自信を得ることが出来ました。
この収穫を皆さんにお返しすることが出来るよう、これからも活動を続けていきたいと思います。