昨年、「旭川交響吹奏楽団クラリネットパートおさらい会」として開催された演奏会。
「来年もやりましょう!」という参加者の強い要望により、「クラリネットクワイアーコンサート」として開催されました!
あさひかわ クラリネットクワイアーコンサート
日時 2014年2月1日(土) 13:30開場 14:00開演
場所 旭川市神楽公民館「木楽輪」
指揮 仁木英雄(旭川交響吹奏楽団音楽監督)
出演 クラリネットアンサンブル「クロイフェ」、旭川交響吹奏楽団、クラリネットアンサンブルカンパニー響屋
プログラム
第一部~各団体のアンサンブルステージ
1、クラリネットアンサンブル「クロイフェ」
・TAKUMI (松谷卓)
・Clarinet Five Ⅰ (白川毅夫)
2、旭川交響吹奏楽団
・映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より (モリコーネ/奥田英之)
・Moon River (マンシーニ/ブラディ)
3、クラリネットアンサンブルカンパニー響屋
・上海スクエア (新井千悦子)
・ファンタスティック・ズー!~動物童謡メドレー (坂井貴佑 編曲)
第二部~各団体の交流アンサンブルステージ
・3つの魔法 (高橋宏樹)
・カプリス (グランドマン)
・チャールダッシュ (モンティ/森田一浩)
第三部~クラリネットクワイアー
・スラブ舞曲 作品46-3 (ドヴォルザーク/磯崎敦博)
・プスタ (ロースト/jense)
アンコール
・さくらのうた (福田洋介)
第一部の各団体のアンサンブルステージでは、それぞれの団体の演奏が披露されました。
「クロイフェ」さんは、高い技術で迫力のある演奏を。
「旭川交響吹奏楽団」さんは、馴染みやすい曲を軽快に。
私たち「響屋」は、何度も演奏している十八番を中心に演奏しました。
第二部は、今回のコンサートでの目玉、各団体メンバーの交流アンサンブル。
前回の打ち上げで、「ぜひメンバーをシャッフルして演奏してみたい」という話しが盛り上がり、1年がかりで実現しました。
普段は別々に活動しているので、少ない練習日程で曲を完成させるのが大変でしたが、とても良い刺激になりました。
何度も演奏してきた曲が、メンバーが違うと、こんなにも表情が違ってくるとは!
参加したメンバーも「勉強になった!」と好評でした。
そして第三部は、クラリネットクワイアーのステージ。
前回は、仁木先生についていくだけで必死でしたが、今回はその経験があったためでしょうか、そこからさらに深い表現まで掘り下げた練習が行われました。
ブレスやイメージ、気持ちをそろえるだけではなく、音のスピードや柔らかさ、表情。
そして本番でも非常に充実した演奏が出来ました。
アンコールの「さくらのうた」は、実は今回のコンサートのメインだったかもしれません。
一昨年の吹奏楽コンクール課題曲で、昨年クラリネット5重奏版が出版されましたが、今回演奏したのは、8重奏版の楽譜。
作曲者ご本人にメールをして「さくらのうたをクワイアーで演奏したい」と相談したところ、紹介していただいた楽譜です。
美しいメロディーの曲が、仁木先生の指揮で情感豊かに演奏され、演奏者にもお客様にも好評をいただきました。
本当にこの曲を選んでよかった。・・・先生は、「この曲が一番しんどかった」と仰っていましたが(^^;
ぜひ来年以降も続けていきたいコンサートですね!